日本語で、「におい」って「匂い」とも「臭い」とも書くことが出来ます。
どちらも「ニオイ」と発音しますが、違いはあるんでしょうか?
そもそも「ニオイ」の正体っていったい何なんでしょうね。
臭い? 匂い?ニオイ?
でも、なんとなくですが「臭い」のほうが、ちょっと汚いようなあまり良い印象ではありません。
「臭い」に対して「匂い」のほうが、いい香りというように、良いイメージがありませんか?
それに女性に対しては「臭い」とは言わずに「匂い」と言いたくなります。
反対に、僕を含めておっさん相手には、「匂い」とは言わずに「臭い」と言いたくなりますよね。
調べてみるとやはりこの感覚はあっていたようです。
一般的に、不快に感じるニオイを「臭い」、快く感じるニオイを「匂い」と表現するようなんです。
このブログでも不快に感じるニオイを「臭い」と、不快ではない良いニオイを「匂い」を適切に使い分けようと思います。
今は娘や妻に「臭い」と言われる中年パパですが、いい「匂い」と言わせたいものですよね 笑
そもそもニオイって何?
「匂い」も「臭い」も快・不快の違いはあるなれど、ニオイなんですよね。
では、そもそもニオイって一体何なんでしょうか・・・。
ニオイって、目には見えない浮遊物質が、人間の鼻にある嗅覚を刺激して起こる感覚の事。
世の中に存在する有機物質の1/5ほどの種類がニオイを持っているようです。
ニオイの元となる物質はとても小さい物質で、ほとんどの場合は大気中にガスのような状態で浮遊しています。
そして、このニオイ物質が大気中を伝わって、人や動物の嗅覚に刺激を与える、そしてニオイを感じることになるんです。
人間もニオイを放つ - 体臭の話
女性は「匂い」と思いたいですが、男女問わずにニオイを空気中に放出しています。
要するに体臭ってことですよね。
では人間は、なぜ体臭があるんでしょうか?
体臭の原因となるのは皮脂や汗
体臭となって「におう」原因となるのは皮脂や汗。
でも皮脂や汗は分泌されたときにはほぼ無臭なんです。
しかし、ほぼ無臭である皮脂や汗は人間の皮膚上に常に存在している雑菌によって分解されニオイ物質となります。
時間の経過とともに、雑菌は皮脂や汗に含まれているたんぱく質、脂質などの成分を酸化・分解します。
そしてニオイ物質を含むガスが放出されます。
これら大気中に放出されたガスが人間の嗅覚を刺激し、残念ながらほとんどのケースで悪臭を伴う体臭として感じられるんです。
さまざまな種類がある体臭
体臭の元ととなるニオイ物質は100種類以上存在するようです
皮脂や汗の成分によって、ニオイ物質、つまり臭いも変わってきます。
人間の汗腺として、全身に存在するエクリン腺と脇など特定の部位に集中するアポクリン腺の二種類の名前を聞いた事ってありますよね?
足の裏はエクリン腺が多く、靴下や靴などで密閉状態。
聞くだけで既に嫌な感じを受けますが、この足裏からは「イソ吉草酸」というニオイ物質が発生します。
アポクリン腺が多い脇では、「3-メチル-2ヘキセン酸」という、これまた独特のニオイ物質が発生します。
分かりますよね・・・。あの臭いです 笑
そう言えば、口臭もありました・・・。
年齢、食べ物、気温、湿度、汗の種類、いろんな原因で体臭って変化します。
まとめ
匂いは、心地よいニオイの事。
臭いは、不快なニオイの事。
体臭の仕組みを少し振り返りましたが、さまざまな要因が重なっていろいろな臭いになる事がわかりました。
これらの要因を一つずつ取り払っていけば、もしかしたら少しでも複雑な臭いではなくなるのかもしれませんね。
まずはシンプルな臭いを目指しましょう 笑
ちなみに体臭は、ほとんどのケースで「臭い」であることが多いと思います。
でも、一部の女性(?)では、そもそも体臭が「良い匂い」って思うような気がしませんか?
これは異性が感じるフェロモンの影響かしら? 笑
加齢臭、関連記事
臭い対策商品のレビュー記事
⇒ AGICA(アジカ)ボディケアソープ、口コミ・レビュー。
■洗濯補助洗剤でニオイ対策!
⇒ 洗濯補助洗浄剤「魔女っ粉」の感想。効果あり!!
⇒ 洗濯補助洗浄剤「魔女っ粉」を使えば、加齢臭が消臭される!?
■化粧品っぽい薬用柿渋石鹸「エテルノ」
⇒ エテルノ「薬用柿渋石鹸」。透明感がある石鹸!
⇒ エテルノ「薬用柿渋石鹸」感想。効果ない?
加齢臭を消す方法、関連記事
加齢臭を消す方法、関連記事